最初の収集サイクルでは、手元のデータと、改善に必要な作業を把握します。
無理のない初期範囲を決める
対象のサプライヤーと必要な情報を定めます。小規模な試行で定義の曖昧さや実務上の障壁を見つけ、調達チームと取引先に目的を共有してから範囲を広げます。
収集範囲と品質を分けて捉える
回答済みであっても、根拠が揃っているとは限りません。範囲と期間が示されているか、裏付け資料があるか、重要な不足が残っていないかを確認します。
推計値を明確にする
採用する方法で推計が認められる場合も、その方法と限界を残します。推計値とサプライヤー報告値は、区別を記録せずに混在させないようにします。
不足をフォローアップ計画に変える
優先課題ごとに担当者を決め、質問票全体を送り直すのではなく、要点を絞って確認します。範囲の明確化や資料の追加など、次のサイクルで実現できる改善を合意します。
少数の有用な指標を追う
- 対象サプライヤー数と回答状況
- 裏付け資料のある記録
- 推計データと記録された推計方法
- 担当者・確認予定日別の未解決事項
これらの指標を組み合わせて見ます。回答率が上がっても、重要な品質上の課題が残っている場合があります。